10月27日、常州はスイスイプスメッド(Ypsomed)との医療機器製造プロジェクトの調印式がオンラインで行われた。桓恒副市長、Sacha Bachmann氏?在上海スイス総領事が調印式に出席した。
桓恒氏は挨拶を行い、「中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の報告の中で、『現代化産業体系を構築する』を提出した。常州は厚い産業基盤、完備した産業分類と産業チェーンを有しており、第20回党大会の精神を積極的に徹底して実施し、『国際的スマート都市、長江デルタの中軸中心』の位置づけをめぐり、『532』発展戦略を加速的に推進している。同プロジェクトの調印はイプスメッド社が中国地区の事業展開において新たな章を開いたことを意味し、常州市は全力でプロジェクトの建設と発展を支援していく」と述べた。
スイスイプスメッド(Ypsomed)社はブルクドルフに本社を置き、自己管理のための特注注射システムを開発?製造し、糖尿病および治療分野の治療用ペン型針を生産?販売している。主な取引先はアストラゼネカ、バイシメルシュバイボ、ファイザー、ロシュ、ジーノテック、東宝などがある。2021年度の売上高は4億6500万スイスフラン(約31億7000万元)だった。
同プロジェクトは常州高新区の生命健康産業パークに定住し、イプスメッド社が中国で設立した初の生産拠点となる。投資総額は4000マンユーロ、治療用ペンと針の研究開発、生産と組立業務を展開する計画だ。常州工場はハイレベルのインダストリー4.0スマートファクトリーを構築し、2024年に生産を開始する予定だ。
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